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ハンスト!48時間の闘い!

年の瀬の東京、四ッ谷。ちっぽけな公園に、ある一人の青年がおりました。名前は山口祐二郎さん(26歳)
彼は2011年の12月29日未明にソーシャルメディアのTwitterを使い、東京電力現会長の勝俣恒久氏に対しハンガーストライキを決行する事を予告。翌、12月30日の深夜0時から一人で勝俣氏の自宅付近で飲まず喰わずのハンガーストライキを決行致しました。

彼は勝俣氏に対しこう要求しておりました。
「早く被災者への支援、賠償、それから子供達の命の責任を取って欲しい。五年後、十年後の事まで考えた責任という意味で、今の東京電力はその責任を果たしていない。だから早くその責任を果たして欲しい」と

私が取材に訪れたのは12月31日の大晦日。恐らく各家庭では温かい食事や、紅白歌合戦などを視聴されていると思われる。しかし気温五度の四ッ谷の公園には小さなテントが張られ、その周りには彼(山口祐二郎さん)を守るように支援者の方達が10人位いらっしゃいました。途中、彼の体調をTwitterで知り、心配された方が救急車を呼び、救急と消防が現場に駆けつける騒ぎがありました。ですが彼は気丈にもその支援を断り、自分の信念を貫きました。
しかし、事態は急変します。彼の体を心配をして駆けつけた山口さんの親近者が「ハンストには色々なやり方があるが、水も飲まずにやるのは周りにいる人達に心配を掛けるだけだ。だからけじめとしてあと1日で止めるのか、いま、止めるのかはっきりとしろ」と山口さんに問い掛けます。
それに対し山口祐二郎さんは「もう24時間やりたいが、一定の成果は出たと思っている。だけど周りに心配を掛けるのも良くない」とし、2012年の0時30分をもって48時間半のハンストを終了しました。

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by no_nukes2011 | 2012-01-04 16:19
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