東電の勝俣恒久氏に引導を渡す山口祐二郎さん

ポツポツと小雨がぱらつく東京、四ッ谷。10日、午後、再び山口祐二郎さん(26)の姿はそこにあった。私が現場に到着したのは15時少し前だった。しかし、昨年の年末に現場となった公園には、数はまばらだが数人の支援者と思われる姿があった。私の他にフリージャーナリストの田中龍作さん、Ustream配信中のカメラマン、そして、山口青年とその彼女。既に東電の勝俣恒久氏の邸宅周辺には用意周到に警察官を配備、その他に私服警官と思しき姿が確認出来た。
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山口祐二郎さんが再び東電会長の勝俣恒久氏の自宅を訪れたのには理由があった。それは昨年の暮れから新年掛けて、この勝俣恒久氏自宅付近の公園でハンガーストライキを決行し「死ぬつもりだった」と強い怒りを露にしたのには、山口さん自身の身辺にも”不幸”があったからだった。あれから3ヶ月が経とうとしている。まだ福島の原発は事態収束されていない。それなのに東電の経営陣が前線から”撤退”をするという発表があった。山口さんはこの報を受け、再び、勝俣恒久氏自宅を訪れた。
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山口祐二郎さんは勝俣氏に対してこう訴えている。「経営から退いても、最後まで原発事故の責任を取れ!」と。
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山口さんは声高らかにそう叫ぶと、「引導」と書かれた封書を私たちが見ている前で投函箱に投げ入れた。
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しかし、陳情するだけだというのに警視庁の”万全すぎる態勢”には呆れてしまった。
指名手配犯が警視庁に出頭した際も、これくらいしていれば世間から冷笑されなかっただろう。山口青年一人に対して、この警察関係者の数は尋常ではない気がしてならない.... 〆
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by no_nukes2011 | 2012-03-10 18:26
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