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一斉ブレーカーダウンデモ−わたしの思い−

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本当に温かいご支援それから、ご意見ありがとうございます。m(_ _)m

7/7、七夕の正午から17時までの5時間に渡り、東京電力管内全域の一般世帯を対象にしたブレーカー一斉ダウンデモを実施をすると告知をさせて頂いておりますが、どうか、本当に無理をせずに”志”を共にして頂ければと思います。きょうは私がこの荒唐無稽かもしれないデモをやろうと思った経緯についてお話をしておく必要があると思いました。

まず、昨年の3/11に東日本を直撃した大震災で被災された方達、ご家族を失われた方達にこの場をお借りして心からお見舞い申し上げます。m(_ _)m
それから現在も避難所で生活をされている方達、行政の手が行き届いていない方もいらっしゃると思います。そういう方達の生活が1日も早く、普通の暮らしに戻れるように心からお祈り申し上げます。さて、それではこのブレーカーダウンデモを始めようと思った動機というか、経緯についてお話をさせて頂きます。わたしは原発事故を目の当たりにした直後、原発は止めなければならないと強く感じました。理由は、いくら便利でもこの地球上に暮らす全ての人達の生活、命に多大な影響を与えかねない危険な化学物質を、これ以上使い続けるのは”人”として自ら首を締める”自殺行為”であると感じたからでした。現存している私たち世代だけの問題ではなく、これから生まれてくる様々な”命”への影響も非常に懸念されますし、なによりも何の罪も無い子供達への影響というが本当に心配なのです。

私は3.11以降、原発を止める為に署名活動にも参加しましたし、デモにも行きました。今年に入って4/27の晩、零時近くから4/30の16時くらいまで首相官邸前でハンガーストライキも実施したり、とにかく”非暴力的にあれ”というのを前面に掲げ、一生懸命闘って来ました。今でも思い出すのですが、ハンスト中に私の前を行き過ぎる官邸職員と思われる人達の冷ややかな視線。主権者である国民としての運動に、何故、”彼ら”は冷たいのだろうか?とハンスト中ずっと考えていたことを今でも思い出します。経産省前の脱原発テントにも幾度かお邪魔をさせて頂いたことがあります。霞ヶ関周辺の人達は、まるで私たちを”変人”という扱いをします。”目は口ほどにものを言う”昔からよく言われている諺ですが、まさにそんな印象でした。
それで私は学びました。この日本という国では、主権者である国民が力の限り叫んでも、地味に署名活動をしても、ハンガーストライキをやっても、政府やお役人は”見て見ぬ振り”をするんだと。
それどころか、”犯罪者”である罪人の権利を擁護し、その罪人からバラまかれるカネに集っている人達(政治家)ばかりなんだと。そんな罪人の恩恵を受けつつも、暮らさなければならない私たち消費者も人ごととは言えません。そんな中、ふと私の脳裏に「もし東京電力管内全域の一般家庭の電力を一時的に一斉に止めたらどうなるんだろか?」「もし、東京電力に対して電力利用者として”NO”だよ”NO”」って強く主張するにはどうしたらいいんだろう?」と。3.11以降にもぼんやりと頭の片隅にはあったのですが、”もうやるしかない”と思いました。東電管内でのこのブレーカーダウンデモがどれくらいの方達に支持をされ、どれくらいの時間を掛けて”普及”をしていくかなんてのはまるっきり分かりません。こうやってブログを書いていても「ブレーカーを落とすことに何の意味が?」などのご意見が結構、散見しています。しかし、これは私たち電力消費者としての責任ではないのかなと。外出をする際は、一切の電化製品の電気をOFFにし、玄関で冷蔵庫以外のブレーカーを落とす。この取り組みが”普通に普及”することが出来れば、きっと今夏の値上げも無かったかもしれない。そう思えてなりません。”天に向かってツバを吐けば自分にかかる”すべてこの国で起きていることは私たちの日頃の取り組みの怠慢、怠惰によって引き起こされているそう思えてならないのです。皆さん、気持ちを一つにしてどうかこの取り組み、ブレーカーダウンデモが成功するようにそれぞれの持てるチカラをお貸し下さい。

2012.6/28 

WEB政党 -つくる会-
代表より
by no_nukes2011 | 2012-06-28 16:30
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