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脱原発をするということ

Twitterアカウント、@face_up_tokyo_のWEB政党-つくる会-をしております、瀬下と申します。7/7の七夕の正午から17時まで、東電管内全域で一斉にブレーカーを落とすデモを企画、呼びかけをしている者です。私はこれまで署名活動や首相官邸前でハンガーストライキなどをして来ました。詳細はコチラにhttp://tanakaryusaku.jp/2012/04/0004198掲載されておりますので、こんな私に興味がある方はご覧頂ければと思います。

さて、もう既にご承知かと思われますが、去る、7/1日の午後9時に福井県大飯町の大飯原発3号機が再稼働をしてしまいました。反対派の方達が大飯町に結集し、声高に”再稼働反対!”と叫び続けても結局、国家権力には勝てませんでした。私がこの一斉ブレーカーダウンデモを企画したのも、きっと、どんなに大勢の人が首相官邸前や、原発周辺に抗議デモとして訪れたとしても、国や電力会社には歯が立たないのではないか?という思いからでした。国民運動としての取り組みは大切ではあります。しかし、日本に54基の原子力発電所が建設されることになった背景を捉えると、いくら国民が声高な運動を展開をしても、電力会社や国に直接的なダメージを与えないことには私たちの原発を無くして欲しいという思いは届かないのかもしれません。2010年、2011年と、Twitterから始まったジャスミン革命のように大衆運動として”米国”などの主要国メディアが日本国政府に対して外圧を掛けるとも思えません。理由は、米国メディアもFOXをはじめとする大手は米国の電力利権に絡んでいるからです。核の貯蔵庫として我が国は米国の為に原発を使い続けなければならないのです。では、具体的にどうしたらそんな現状を変えられるのか?と感じる方も多数いらっしゃるでしょう。答えは一つしかありません。選挙に行くことです。私たち日本国民は有権者としての一票を持っています。次の選挙で、日本共産党をはじめとする左派政党(社民と7/28に新しく誕生する緑の党)にその一票を投じるしかないのです。その前にブレーカーを一斉に落とすデモを常態化し、一世帯一世帯が節電への取り組みを強化すれば電力会社も発電コストが安くなり、電力利用料金を下げざる得ません。一人一人の取り組みがこの国を変える。私は日々、そう信じ続けています。皆さん、再生可能エネルギー転換への狭間に来ています。原発が無くてもこの国は産業を発展させて来ました。いま、本当に大切なものは何なのか?改めて考える転換期を迎えています。

WEB政党-つくる会-代表 瀬下泰史
# by no_nukes2011 | 2012-07-03 15:32

一斉ブレーカーダウンデモ−わたしの思い−

このブログを見てくれている皆様へ
本当に温かいご支援それから、ご意見ありがとうございます。m(_ _)m

7/7、七夕の正午から17時までの5時間に渡り、東京電力管内全域の一般世帯を対象にしたブレーカー一斉ダウンデモを実施をすると告知をさせて頂いておりますが、どうか、本当に無理をせずに”志”を共にして頂ければと思います。きょうは私がこの荒唐無稽かもしれないデモをやろうと思った経緯についてお話をしておく必要があると思いました。

まず、昨年の3/11に東日本を直撃した大震災で被災された方達、ご家族を失われた方達にこの場をお借りして心からお見舞い申し上げます。m(_ _)m
それから現在も避難所で生活をされている方達、行政の手が行き届いていない方もいらっしゃると思います。そういう方達の生活が1日も早く、普通の暮らしに戻れるように心からお祈り申し上げます。さて、それではこのブレーカーダウンデモを始めようと思った動機というか、経緯についてお話をさせて頂きます。わたしは原発事故を目の当たりにした直後、原発は止めなければならないと強く感じました。理由は、いくら便利でもこの地球上に暮らす全ての人達の生活、命に多大な影響を与えかねない危険な化学物質を、これ以上使い続けるのは”人”として自ら首を締める”自殺行為”であると感じたからでした。現存している私たち世代だけの問題ではなく、これから生まれてくる様々な”命”への影響も非常に懸念されますし、なによりも何の罪も無い子供達への影響というが本当に心配なのです。

私は3.11以降、原発を止める為に署名活動にも参加しましたし、デモにも行きました。今年に入って4/27の晩、零時近くから4/30の16時くらいまで首相官邸前でハンガーストライキも実施したり、とにかく”非暴力的にあれ”というのを前面に掲げ、一生懸命闘って来ました。今でも思い出すのですが、ハンスト中に私の前を行き過ぎる官邸職員と思われる人達の冷ややかな視線。主権者である国民としての運動に、何故、”彼ら”は冷たいのだろうか?とハンスト中ずっと考えていたことを今でも思い出します。経産省前の脱原発テントにも幾度かお邪魔をさせて頂いたことがあります。霞ヶ関周辺の人達は、まるで私たちを”変人”という扱いをします。”目は口ほどにものを言う”昔からよく言われている諺ですが、まさにそんな印象でした。
それで私は学びました。この日本という国では、主権者である国民が力の限り叫んでも、地味に署名活動をしても、ハンガーストライキをやっても、政府やお役人は”見て見ぬ振り”をするんだと。
それどころか、”犯罪者”である罪人の権利を擁護し、その罪人からバラまかれるカネに集っている人達(政治家)ばかりなんだと。そんな罪人の恩恵を受けつつも、暮らさなければならない私たち消費者も人ごととは言えません。そんな中、ふと私の脳裏に「もし東京電力管内全域の一般家庭の電力を一時的に一斉に止めたらどうなるんだろか?」「もし、東京電力に対して電力利用者として”NO”だよ”NO”」って強く主張するにはどうしたらいいんだろう?」と。3.11以降にもぼんやりと頭の片隅にはあったのですが、”もうやるしかない”と思いました。東電管内でのこのブレーカーダウンデモがどれくらいの方達に支持をされ、どれくらいの時間を掛けて”普及”をしていくかなんてのはまるっきり分かりません。こうやってブログを書いていても「ブレーカーを落とすことに何の意味が?」などのご意見が結構、散見しています。しかし、これは私たち電力消費者としての責任ではないのかなと。外出をする際は、一切の電化製品の電気をOFFにし、玄関で冷蔵庫以外のブレーカーを落とす。この取り組みが”普通に普及”することが出来れば、きっと今夏の値上げも無かったかもしれない。そう思えてなりません。”天に向かってツバを吐けば自分にかかる”すべてこの国で起きていることは私たちの日頃の取り組みの怠慢、怠惰によって引き起こされているそう思えてならないのです。皆さん、気持ちを一つにしてどうかこの取り組み、ブレーカーダウンデモが成功するようにそれぞれの持てるチカラをお貸し下さい。

2012.6/28 

WEB政党 -つくる会-
代表より
# by no_nukes2011 | 2012-06-28 16:30

デモポスター作りました。

デモポスター作りました。_b0241415_13231552.jpg






2012/7月7日の東電管内一斉ブレーカーダウンデモ実施にあたり、ポスターを制作してみました。 下手っぴなんですが、何か旗印があるとイイかなと思い、作ってみました。
# by no_nukes2011 | 2012-06-25 13:23

東京電力管内一斉ブレーカーダウンデモ

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東電管内一斉ブレーカーダウンデモ
”BREAKER OUT”



2012/7月7日の七夕、東京電力管内の一般家庭全域(東京、千葉、埼玉、茨城、神奈川、群馬、栃木、山梨、静岡の一部)を対象に、各ご家庭にある漏電遮断機(ブレーカー)を一斉にシャットダウンする”デモ”を行います。スタートは12:00ジャスト。ゴールは17:00までの延べ5時間。当日、時間になりましたら各自でブレーカーを落として下さい。特別、何か用意しなければならない物とかはありませんが、冷蔵庫内の生鮮食品、チルド品、冷凍食品などは予め、クーラーボックスなどに移動をするか、または、分電盤自体に冷蔵庫などへの電力を供給しているブレーカーがあるご家庭は、そのブレーカーは落とさないで他のブレーカーを落とすだけで良いと思います。また、このデモを実施するにあたり何点か注意しなければ点があります。

1.高齢者や小さいお子さん、ご家族にペースメーカーをお使いの方、または体力に自信の無い方がいらっしゃるご家庭は、出来るだけ無理をしないで下さい。

2.こまめな水分補給と、風通しのよい場所などでお過ごし下さい。

3.熱中症対策など、各自で気をつけて自己責任に於いて、出来る範囲での参加をして下さい。

4.ブレーカーを落とす前に、テレビやパソコン、それまでご使用中だった電化製品の主電源は必ず個別にスイッチを切っといて下さい。特に、パソコンなど使用中のデーターは、きちんと保存をしてから電源をお切り下さい。

5.デモ終了後、一斉にブレーカーを復帰しても特に問題は起きないとは思いますが、念のため、2分間隔での復帰のご協力をお願い致します。復帰する順番は以下の通りです。

   17:00 東京都 
   17:02 神奈川県
   17:04 千葉県
   17:06 茨城県
   17:08 埼玉県
   17:10 群馬県 栃木県 山梨県 静岡県
 


福島原発事故から1年以上が経ち、未だに収束することなく放射能の脅威に晒され続けている中で、電力料金の値上げと、計画停電を人質にとり、私たち電力利用者の生活を脅かし続けている電力各社。その”主導権”がはっきりしない中で、福井県の大飯原発が再稼働をされようとしています。私はこれに異を唱えるべき必要性があると感じ、国民の皆様一人一人が立ち上がり、考え、生活の中の”電気”というものの価値を改めて考えなければならないと思いました。
原発の是非をめぐる国民投票など、各地では堪えきれない怒りが沸き上がっています。そんな中、自ら漏電遮断機(ブレーカー)を落とすことに何の意味があるのか?という疑問もあるかもしれません。しかし、私たち一人一人が”節電”という言葉ではなく”行動”を起こすことが習慣になれば、逼迫する電力ではなく、有り余る電力へと変貌出来るのではないかなとささやかながら期待をしております。今回が初めての取り組みになります。この効果値がどれほどの結果をもたらせてくれるのかもまるっきり未知数です。しかし、首相官邸前で始まった抗議行動も、最初は数人でした。それが今では毎週金曜日には5万人近い人達が集まる”大衆運動”へと変貌を遂げています。このブレーカー一斉ダウンデモも、少しずつ市民権を獲得し、少しずつ認知され、少しずつ節電への取り組みとして当たり前になる日が来れば良いなと思います。皆さんの奮ってのご参加お待ち申し上げます。
# by no_nukes2011 | 2012-06-24 13:16

東電の勝俣恒久氏に引導を渡す山口祐二郎さん

ポツポツと小雨がぱらつく東京、四ッ谷。10日、午後、再び山口祐二郎さん(26)の姿はそこにあった。私が現場に到着したのは15時少し前だった。しかし、昨年の年末に現場となった公園には、数はまばらだが数人の支援者と思われる姿があった。私の他にフリージャーナリストの田中龍作さん、Ustream配信中のカメラマン、そして、山口青年とその彼女。既に東電の勝俣恒久氏の邸宅周辺には用意周到に警察官を配備、その他に私服警官と思しき姿が確認出来た。
東電の勝俣恒久氏に引導を渡す山口祐二郎さん_b0241415_1758923.jpg

山口祐二郎さんが再び東電会長の勝俣恒久氏の自宅を訪れたのには理由があった。それは昨年の暮れから新年掛けて、この勝俣恒久氏自宅付近の公園でハンガーストライキを決行し「死ぬつもりだった」と強い怒りを露にしたのには、山口さん自身の身辺にも”不幸”があったからだった。あれから3ヶ月が経とうとしている。まだ福島の原発は事態収束されていない。それなのに東電の経営陣が前線から”撤退”をするという発表があった。山口さんはこの報を受け、再び、勝俣恒久氏自宅を訪れた。
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山口祐二郎さんは勝俣氏に対してこう訴えている。「経営から退いても、最後まで原発事故の責任を取れ!」と。
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山口さんは声高らかにそう叫ぶと、「引導」と書かれた封書を私たちが見ている前で投函箱に投げ入れた。
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しかし、陳情するだけだというのに警視庁の”万全すぎる態勢”には呆れてしまった。
指名手配犯が警視庁に出頭した際も、これくらいしていれば世間から冷笑されなかっただろう。山口青年一人に対して、この警察関係者の数は尋常ではない気がしてならない.... 〆
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# by no_nukes2011 | 2012-03-10 18:26